こんにちは。さかいみるです♪
みなさまお変わりありませんか?
今年も蛍の季節になりましたね。
幻想的な蛍の光を見るたび思います。
蛍って おしりが光ってるのにロマンティックだなぁ。
でも、頭が光ってるよりロマンティックかもしれないなぁ。と。
そして先日、クローバー畑に ちょっと近くに住む子供たちが遊びに来てくれました♪
小学生の仲良し女の子ふたりです。四つ葉のクローバーやユニークな形の葉っぱをしたクローバーをみつけて楽しんでくれていました。花かんむりを作ってあげるととても喜んでくれました。本当に可愛くて楽しい ふたりでした♪
さて!先週からのつづき
2017年ネパール滞在記 Vol.04 をどうぞ♪
3日目の9月1日、Youme Schoolのカトマンズオフィスへメチャくん絵本を届けに行くことになりました。
Youme Schoolというのは、日本に住んでいるシャレド・ライさんがネパールの故郷の村を中心に建設運営している学校のことです。
今回、渡航直前に知りあいになったため、東ネパールの学校へ行くことはできませんでしたが、カトマンズにある事務所に友人のディパーソンとメチャくん絵本を届けに行ってきました。
ディパーソンは俳優であり学校も経営しています。公立学校や孤児院、図書館で子供たちにメチャくん絵本の読み聞かせをして絵本を配ってくれています。




私が滞在しているバクタプルは首都カトマンズから約 16km、車で 1時間くらいの(カオスな道路のため時間がかかる。)距離のところにあります。
ときどきタクシーで移動もします。乗る前に値段交渉をして出発しますが、よほど有名な場所、世界遺産や大きなホテル、空港以外は、運転手さんは場所を知らないことが多く、私も道が分からないし、限りなく100%に近い確率でグーグルマップは威力を発揮できません。運転手さんも、とびきり方向音痴の私も地図が読めないのです…。そして親切に音声で教えてくれても毎回なぜか分からないふたり。なのです。
でも仕方ないのです。なぜなら番地がなかったり住所が曖昧だったり、自宅の住所を覚えている人だってすごく少ないそうなのです。郵便物などは家に配達されるわけではなく、郵便局に取りに行くというシステムなのです。
そして、ネパールでは多くの人たちが英語が話せますが、私はスーパーカタコト英語☆
タクシーに乗り込み、
「どこに行くの?」と聞かれて、
「どこからきたの?」と勘違いして大きな声で
「ジャパン!」
静まり返った車内で車は よろめきながら(本当に)道の端っこへ。そして神妙な顔をして運転手さんが
「英語…苦手?」と。
私は笑顔で
「イエス!」
なので、いつも途中で道を知っている友人に電話をして説明してもらいます。または途中で車を停めて歩いている人に聞いたりもします。ときには何人にも聞くことに。
それが数日後、ちょっとびっくりすることになるとは、このときは思いもしませんでした。

ともかく英語の笑い話は山のようにあり、みんなの愛すべきネタにされつつ、周りの私の英語への推測力が ぐんぐん上がっていっているのです。
印刷会社のブッダさんと話をしているとき、みんな英語で話しているのにも関わらず、彼はものすごく真剣な顔で何かについて なが〜く話してから私の顔をしばらく見つめ、諦め、チャンドラに「みるに説明して(英語で)。」と言います。
チャンドラは一言、
“Mil, Tax.”
私、
“No.”
と、やはり一言で終わりました☆
ブッダさんがインボイスのことを話しているのだとチャンドラの “Tax” の一言でわかったのです(私の推測力も上がっていってるのかもしれない♪) 丁寧に言い過ぎると伝わらないこともあるんですねぇ…。
英語の勉強本でも “Could you~?” がよし、”Help me” は大袈裟だから使わないこと。とあったのですが、私の場合、”Could you~” と始めると100%伝わりませんでした☆
カトマンズの空港で私のアイボリーのスーツケースが流れてきているのが見えるたび、ぎゅうぎゅうに混雑している人混みの中、レーンまで近寄って重いスーツケースを取り上げるなんてムリだ…と思い、毎回、隣にいる知らない人に
“White one is mine, help me☆” と言って「すごく重いの」というジェスチャーをすると、
“OK, 任せとけ(と多分言っている)” と言いながら腕まくりのジェスチャーをして取ってきてくれます。
“Could you…” と言っていたら、きっと私のスーツケースは毎回 遥か彼方まで流れていっていたことでしょう…。と、英語の先生に怒られそうなことばかり言っていますね。えへ♪
さて、明日9月1日はカトマンズにある図書館、 Nepal Japan Children’s Library を訪問して、そのまま近くの ”コシナミトチャ” というホテルに 2晩泊まって、その後 西ネパールへ約 10日間の旅(すでに旅なのですが)へ出発する予定です。
その約 10日間の旅が私にとって思いがけない大冒険となったのでした☆
つづく。
*2017年、2018年ネパール滞在記は
こちらから。
*ネパール番外編
「マナスルで出会った美しい魂たちの話」
「お台場はじめて物語」