言葉の奥にあるもの

こんにちは、さかいみる です。
みなさまお変わりありませんか?
私たちは元気です♪

果物のおいしい季節ですね♪ 私は果物がものすごく好きなのです。果物を食べるまでとても時間がかかります。うっとりと瑞々しい美しさにみとれて、香りを堪能して、そおっと撫でて、洗ったあとの つるり と光る水滴にまたみとれて、陽にかざしてまたうっとり…という具合に☆

さてさて、ここ最近いろいろな方たちに、いろいろなことを尋ねられるので、自分が感じていること、知っていること、思っていることをお伝えしたりブログに書いたりしています。

自分では子供の頃からごく普通のことが実は みんながみんな そうではなかったりしてちょっと驚いた、というようなことは誰しも経験があるかなと思います。その場合、自分には当たり前のことなので、当然みんなもそうだと思っていて、わざわざ人に言ったりしない。ということ。

例えば、
「私、今、息してるんだよ。」
「知ってるよ。私も息してるよ。」
というようなこと☆

なので、尋ねたり尋ねられるというのは、いいことなんだなぁと思いました。みんなお互いに他の人が知りたいと思っていることを いつもしているのだけれど、他の人が知りたいと思っていることを知らないでいて口にしていない。ということがあるんじゃないかなぁと思ったのです。

「言葉」というものは、伝えたいことをのせて運ぶようなもので、コミュニケーションをとるためにとても大切なものだと思います。ただ、言葉になる前の場所に「伝えたいおもい」があるので、日々の中の楽しい会話は自然にうんと楽しむのがいいと思うのですが、文章を読む時などには言葉の奥にあるものを感じとる。というのが大事なんだなぁと思います。

例えば、「りんごは 赤くて まるくて 甘酸っぱい」という文章は「りんご」を指ししめしてはいるけれど、りんご そのものではない。ということなんだと思うのです。本当にりんごを知るには「りんごを体験する」ということなのだと思います。見て、触れて、香りをかいで、食べて味わう。そうして初めてりんごをずいぶん知ったことになるのだと思います。

なので、言葉は道しるべにはなるけれど それそのものではなく、言葉を灯りとして、ゆく道を照らすことができる。そういう頼もしい友人のような気がします。

ではみなさま穏やかなお盆をお迎えください♪


*心についてはこちらから。
*投影劇場シリーズはこちらから。
*2018年ネパール滞在記全20話はこちらから。
*2017年ネパール滞在記全24話はこちらから。

絵本deえがお美術館は休館中です。
今年いっぱい休館予定です。



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