こんにちは、さかいみる です。
夏らしい毎日が続きますが みなさまお変わりありませんか?
私たちは元気です♪
夏の夕方の空気の色が大好きです。もう好きすぎて胸がきゅぅんとします。
さて、先月から毎日 もくもく と おんがっぴー(数年前に生み出した遠賀町のキャラクター)の新しいイラストを描いています。
新しい生活様式用のイラストと、新しいポーズやシチュエーションのイラストです。描きながら自分で「可愛いなぁ…可愛いなぁ…」と、ウキウキしています♪
また いろいろなところで みなさまの目に触れて楽しんでもらえるといいなぁと思っています。
さてさて、少し話は遡り10年くらい前のことです。とても不思議な美しい夢を見たのです。今まで見た美しい夢の中で みっつ 書きとめているうちの ひとつです。
*ある日みた夢の話*
私は、遠賀町の木守という地区を流れる西川という ほどほど の大きさの川にかかっている、ほどほど の大きさの橋のたもとに立っていました。
すると、白い、輝くような美しい竜が、向かって右側から西川を泳いでこちらにやってきたのです。そして、いつの間にか川から出ていて橋の反対のたもと、私と真っ正面の場所に浮かび、こちらをじっと見ているのです。
あまりの美しさに ただただびっくりしていると、その竜がすごい速さでまっしぐらに私めがけて飛んできて、そしてなんと私のお腹の中に入ったのです。お腹の中に入った時は痛くもなくケガもせず、ただものすごく気分が良かったのです。言葉にできない心地よさでした。竜の姿は消えて、私は気持ちよく すっきりと目を覚ましました。
あまりにも美しく印象深い夢だったので、ノートに書きとめ、そして修一郎に話し、
「西川ってとこがローカルだよね。」と笑いあい、
東京で暮らす修一郎の妹にも電話で話し、やっぱり、
「西川ってとこが夢だよね。」と笑いあい、
そして去年、友人の高崎真理子と夢の話になり
「なんで西川なんだろうね。」と、笑いあっていたのです。
そんな中、冒頭で触れた おんがっぴー の新しいイラストを描いていることもあり、遠賀町のサイトを見ていると、ものすごくものすごく(10回くらい言いたい☆)びっくりすることがあったのです。
何にそんなに驚いたのかというと、遠賀町由来の昔話というのがあり、そこに
「十一話 竜神の渕(木守) 遠賀のむかしばなし」
という、昔話が載っていたのです。
ふと気になり読んでみました。
ものすごく かいつまんで説明しますと…
むかしむかし、今の西川が遠賀川の支流だったころのある年、日照りが続いて村人たちが水を巡って争いになりかけた時、木守の西にある水神の薮と呼ばれている渕から眩しい光を放ちながら竜が現れて、あまりの神々しさに みんなびっくりして争いをやめたのだそうです。
そして竜が姿を消すと、待望の雨がザーザーと降り始め、村人たちは敵味方なく喜んだ。ということなのです。
後に村人達は、その渕で竜神の精を見つけ、井手神社のご神体とし、竜神のお祭りを今も続けているということです。井手神社には、“水聾”と書かれた扁額が今もかけられています。
お話とともに簡単な絵地図も載っていました。私が見た夢の中で、その竜がいるという淵が、夢の中で竜が現れた方角にあり、泳いできたのが西川で、その西川にかかっている橋が、その井出神社のすぐ近くの橋だったのです。
しかも、そのお話の中の
「不思議な事に、あの待望の雨が、ザアーザアーと降り始めたのです。」
というくだりを読んだ瞬間、突然、ほんとに雨がザーザー降り始めたのです…!
二重の驚きでした。
みなさん、西川に竜、いますよ☆
短いお話なので読んでみたいと思われる方はこちらからどうぞ。
この話を修一郎にするとすごく驚き、電話で義妹に話すと、その夢のことを覚えていて やはりとてもびっくりしていました。
今度、友人の高崎真理子に会った時に、この話をするのが楽しみです♪ しかも彼女が暮らしているのは木守なんですよ。西川も井出神社もすぐ近く☆
という、今日は夏に ぴったり の不思議なお話でした♪
では みなさま、ひきつづき夏も元気に過ごしましょうね。
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