こんにちは、さかいみるです♪
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私は、新しいお仕事の依頼をお受けしたり、絵本のラフを描いたり、プチりんごを育てはじめたりと、元気に過ごしています。
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では!ここから
2017年ネパール滞在記VOL.15*トラの足跡*をお届けします。
13日目の9月11日、たくさんの鳥たちの歌声の中で目を覚まし、自分がいまジャングルのすぐ近くのロッジににいるなんて不思議だなぁ…。と思いながら支度をしました。
ジャングルでは、赤、白、黄色の服を着てはいけないそうで、(動物たちがびっくりするということです。)お揃いのモスグリーンの麻の上着を貸してくれました。
そして、ロッジの人がお弁当をもたせてくれて、ひとりずつ2リットルのお水を持って、ガイドのケダーさんとともに出発です!
ガイドのケダーさん、スーパーマリオにそっくりなんです♪ オーバーオールを着てもらいたいところです。

気温45度、高湿度、無風…。
「風よふけ!」と、何度も心の中で叫びましたが一向に風は吹いてくれず、風って自然からの偉大な贈り物だなぁ…。と、しみじみ思いました。
バルディア国立公園というのは、1000㎢のジャングルです。国立公園という名前がついているのですが、本気のジャングルだったので驚きました。
ジャングルに入ってすぐ、川を渡ることになりました。浅瀬の場所を選んで靴を脱いでズボンを膝まで捲りあげて渡ります。
実は、このすぐ隣で大きくて立派な雄鹿が亡くなっていたのです。驚きました。そして、まだ形が全く崩れていなかったからか不思議なのですが、コワイとも、きもち悪いとも思いませんでした。ただ自然に還っていっているその姿に圧倒されました。これがジャングルなんだ、と感じました。

その後しばらく裸足で歩き続け、途中で靴を履き、また歩き続けました。
「道ってなんだろう…。道って自分で切り開いてゆくもんなんだな…。」と、自分たちより高い草を竹棒で払って道を作りながら前に進みつつ思いました。
ここでは写真を撮る余裕がありませんでした。
ときには、ぞうさんが歩いた足跡を辿ってゆきました。地面に大きな穴がずっと並んでいるこれはなんだろう。と思っていたら、ぞうさんの足跡だったのです。
白い毛の猿や見たことのない美しい鳥たち…。そして広々とした草むらに出ると、そこになんと100頭くらいの鹿たちがくつろいでいるのが目に飛び込んできたのです!
愛くるしい子鹿から立派な大きな角を持った雄鹿まで…!まるでおとぎ話の中のようでした。「バンビ」の世界だ…!すごいすごい、こんなにたくさんの鹿初めて見た!!
そして、近くの木には白い毛の猿たち…。写真ではお伝えしきれないのですが、すごくすごく平和で美しい光景だったのです。


うっとりとその光景を眺めていたときです。
猿たちが一同に「キキッキキッ」となにやら慌てた様子。それを受けて鹿たちもざわざわ。私たちを見つけて警戒しているのかしら?と思っていると、ガイドのマリオ…いえ、ケダーさんが
「トラが近づいているよ。」と。
「ト、トラ?野生の?(もちろん)」
見てみたいけれど、ここで会ったらちょっと怖いかもしれない…。などと思っているとケダーさんが
「動かないで。音を出さないで。」と。
「はい、よろこんで…。」と、心の中で言いました。しばらくすると、猿や鹿たちも落ち着いたので私たちも前に進むことにしました。



豊かな緑。
途中で何度も溝のないタイヤが通ったような跡があったのですが、なんと蛇の這った跡だそうです。どれだけ大きな蛇なんだ…。コブラもいるそうです。

そしてこの赤い人面虫…。(名前は忘れましたが)がいっぱい這っているのです。一歩、歩くごとにカサカサカサカサ…と逃げ惑うので踏まないように歩くのに一苦労でした。ちっちゃな赤い顔がいっぱい動いているように見えるんです!


「あれ、いない。」と思うといつも木に登ってるケダーさん。やっぱりスーパーマリオだ。
トラが近くに来ていないか見ているそうです。

こんなに小さな芽が!この芽もこの大きなジャングルの一部なんだ。そしてこのジャングルをまた豊かにしてゆくんだ。じーん。

そして…
と、トラの足跡だ!まるで大きな猫だ!かわいい♪
「まだ、新しい足跡だ。」と、ケダーさん。
ということは近くにいるのかもしれない。ドキドキ。
それから5時間ほど歩いたところで展望台(?)のようなところでお弁当を食べることにしました。
ベジフライドライスと、りんごと、野菜のフリッターのようなもの。
これにバナナとクッキーとマンゴージュースとゆで卵がついています。
おいしかったです♪


ざくろ。まるでルビーのように美しくて新鮮でおいしいんです!
簡単に手に入るので、一気に3つ食べて口の中が赤紫に…。

高台でお弁当を食べていると、ぞうさんもお昼ご飯を食べに近くの木にやってきました。
後ろ2本足で立って木の枝を もいで葉っぱを上手に むしゃむしゃ食べていました。






夏真っ盛りの時期には、この川にたくさんの動物が集まるのだそうです。そうしたらトラやいろんな動物も見れるそうですが、ものすごく暑いそうです…。
そういう感じで約9時間ジャングルを歩き(よく熱中症にならなかったなぁ…)友人たちはヒルに吸われたり巨大なアリに噛まれたりで「かゆい、かゆい。」と言っていたけれど、私はヒルにもアリにも噛まれずガモウラがかゆいだけでした。
ロッジに戻る頃には くたくたでした。でも、夢のような経験をしているなぁと うっとりしていました。私って ”秘境好き” だったんだなぁ、と改めて思い、ララ湖やジャングルでみつけたものをキャンバスや絵本の中に表現したいなぁと、むくむく創作意欲が湧いてくるのでした。
明日はまたネパールガンジへ戻って、そこからカトマンズに戻ります!
つづく。
*2017年、2018年ネパール滞在記は
こちらから。
*ネパール番外編
「マナスルで出会った美しい魂たちの話」
「お台場はじめて物語」
noteで、ほのぼのとした日常を綴る日記を書きはじめました。
こちらからどうぞ♪
スピリチュアルファンタジー
「湖畔の村のメチャくん2 もしもしの森」は こちらからどうぞ♪
