2017年ネパール滞在記 VOL.13 *お釣りがないから*

こんにちは、さかいみるです♪
みなさまお変わりありませんか?

私はせっせと今年の絵本のラフを制作しています。今年は予定より遅れていて、12月中旬過ぎの完成になりそうです。

日々の日記はnoteからどうぞ♪

さて!ここから
2017年ネパール滞在記 VOL.13*お釣りがないから*をお届けします。

11日目の9月9日、今日は午前中にララ湖を出発してタルチャ空港まで歩いて行き、あの小さな可愛い飛行機でネパールガンジに戻る予定。飛行機が飛ぶかどうか分からないけれど、とりあえず空港まで行ってみることにしました。

今まで旅を共にしてきたラビンドラに用事が出来たので、ここでお別れになりました。電気が全くない村にソーラーパネルを持って行ったのですが、その村の人と会うということです。10,000ルピー(約11,000円)で 1軒分のソーラーパネルを用意することが出来るということで私も 2軒分の寄付をしました。

あの食べっぷりを見れなくなるのがちょっと寂しいなと思いながら、チャンドラ、シャム、私の3人で出発しました。

タルチャ空港まで歩いて約 3時間。歩くってやっぱり楽しい。すごくきれいな青や緑の色彩豊かな鳥たちを見ながら歩いてゆきました。森の中を通ったり、小川を超えたり、水たまりに集まる極彩色の蝶に囲まれたり、昨日ちぎった桃をかじりながら こつこつ進んでゆきました。

「ネパールガンジに着いたらシャワー浴びたいね。ビスケットとミルクティーが恋しいね。」などと話しながら。

今の私たちの一番の願いは、シャワーを浴びることとビスケットを食べることでした。


森を抜けて村が近づいてくると、ぽつりぽつり家が見えてきました。七夕やクリスマスの飾りのように、あちこちの家にりんごが干されていました。

くるくるうすぎりにしたりんごがきれい
1階にも 2階にも干されています
庭先でくるくるしていました


空港が近づいて来ました。
どうやら運よく今日も飛行機は飛ぶということです。道ばたでチケットを購入し、飛行機の到着を待ちました。到着と出発の空港がちがうのです。

行きも帰りも滑走路だけで建物がないなぁと思っていると、干しリンゴを売っている隣に小さな小屋が…。休憩所?と思っていると、なんとこちらが荷物をチェックしたり、つまり空港(?)のようでした。なぜか中に人がぎゅうぎゅうで、しばらく待っているうちに飛行機が到着。到着したらすぐに飛び立つので、結局荷物検査をしないまま、飛行機まで走ってゆきました。そして自由席の飛行機に乗り込み、まだ座っていないよと言う間も無く出発☆

空港

バイバイ、ララ湖。飛行機からはララ湖とヒマラヤが同時に見ることができて感動でした。息を飲む景色に写真を撮り忘れましたが…。そして途中雲の中ですごく揺れたらしく、友人たちが私がさぞ怖がっているだろうと心配して私の方を見るとぐーぐー寝ていたそうで、みる ってたくましいなぁ…。と感心したそうです。

さて、そんなこんなで無事、気温約 45度、高湿度、無風のネパールガンジに到着しました。
「オート」と呼ばれる、オートバイに人が乗る荷台がついたような乗り物でいざホテルクリシュナへ!

…ガタゴト…。自転車に抜かされてゆく…。それでも屋根がついているし風も吹くので少し涼しいかも♪

道ゆく牛くんも暑そうです

ホテルクリシュナでは、ネパールガンジに住んでいる女医さんのドリスティが待っていてくれました。彼女が勤めている病院がこのホテルのすぐ近くなのです。そして夕食を一緒に食べる約束をして帰ってゆきました。

さぁ!久しぶりにシャワー浴びるぞ!4日ぶりに顔を洗うぞ!と、はりきってお部屋へ。

ホテルクリシュナは新しい立派なホテルで、なんと!お部屋にエアコンがついているのです。館内もエアコンが効いていて美しいレストランもあります。スタッフの人たちはとても親切で感じがよく、なんと制服を着ているのです。

いざ、私は清潔な美しいシャワールームへ…!と、まさかのお湯が出ない…。ここまで揃っているのに惜しい…!
でも外は 45度。水のシャワーでもへっちゃらです。さっぱり気持ちよくなり、ドリスティが来る前にみんなで少しネパールガンジの町をお散歩することにしました。

夕方もまだまだ蒸し暑いですがのんびりお散歩するのは楽しいもんです。

パニプリ

パニプリ。名前も姿もかわいい♪
うすく丸くしてパリパリに揚げた生地の中に味付けされたジャガイモなどが入っていて、真ん中にある黒っぽいソース(少し酸っぱくてピリッとしている)をこの揚げ菓子の中に入れて食べます。

食感も良くとても美味しかったです。「おいしいね、おいしいね。」なんて言いながら全部食べた後、誰も小銭を持っていないことに気がつきました。1000ルピーしかなくてそれを渡そうとするとお釣りがないということ。

「どこかで崩してくるから待っててくれる?」と聞くと、おじさんが

「お金はもういいよ。」と。

今日初めて会って、この先また会う可能性は限りなくゼロに近い私たちに、当然のようにさらりと言ってくれたのです。その目にも言葉にも態度にも「ちぇっしょうがないなぁ」という感じが微塵も入っていなくて私たちはびっくりしました。その気持ちに嬉しくなりましたが、お言葉に甘える訳には行かないので、しばらく歩いてお釣りがもらえそうなお店を見つけ、チョコレートや果物を買っておじさんのところに戻り無事に支払いました。

チョコレートを買ったとき「みる 、チョコレートは今すぐ食べなくちゃいけない。」と言われました。でもパニプリも食べたし夕飯前にチョコレートまで食べたら…と、ぐずぐずしていると、チョコレートがみるみる手の中で溶けてゆくのです。なんと気温が高いため!慌てて口にほおばると、「だから言っただろ。」とチャンドラ。

そして、パニプリのおじさんのおかげで平和な気持ちに包まれ夕日を楽しみながらホテルに戻りました。そして、やってきたドリスティも加わってみんなで夕食を楽しんだのでした。

さぁ!明日はバルディアにある大好きなジャングルに出発だ!

つづく。

*2017年、2018年ネパール滞在記は
 こちらから。

*ネパール番外編
「マナスルで出会った美しい魂たちの話」
「お台場はじめて物語」

noteで、ほのぼのとした日常を綴る日記を書きはじめました。
こちらからどうぞ

スピリチュアルファンタジー
「湖畔の村のメチャくん2 もしもしの森」は こちらからどうぞ

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