2017年ネパール滞在記 VOL.12 *空のかけら*

こんにちは、さかいみるです♪
みなさまいかがお過ごしですか?

わが家はウーパールーパーが 2匹になりました!生八橋みたいに可愛いです。きゅん♪
そして、私はこつこつ今年の絵本のラフを描き進めています。

日々の日記はnoteからどうぞ。

さて!ここから
2017年ネパール滞在記 VOL.12*空のかけら*をお届けします。

10日目の 9月 8日、この日は標高 3,800mのムルマトップと呼ばれている山のてっぺんからララ湖を見よう!という計画を立てていました。標高 3,800m…富士山の標高が 3,776m。ほぼ富士山のてっぺんくらいまで登るんだ。ドキドキ。でも、この山のことをネパールの人たちは「丘」と呼ぶんです。なんと、ネパールでは標高 5,000mからが「山」なのだそうです。富士山は丘なのです。

そしてまたチャンドラが「みる 、呼吸が苦しくなったらすぐ言って…。」と、ポケットに手を突っ込んだので、「ニンニクはいらない…。」と、首を横にふりました。

「でも本当に辛くなったらすぐロッジに引き返そうね。」と言ってくれたので、それには素直にうなずきました。

沸かしたあと濾過したお水を水筒に入れたものと、シャクナゲジュースの原液を持って出発しました。ネパールの国花はシャクナゲです。シャクナゲジュースはカルピスのように薄めて飲みます。紅色が美しい ものすごく甘いジュースです。

急な登り道は、はぁはぁと呼吸が荒くなるので、ときどき休憩をとりながらゆっくり登ってゆきました。毎日 3〜5時間歩いていますが筋肉痛にもならず体調もよく、友人たちから「たくましくてびっくりだ。」と、何度も言われました。私も自分でびっくりしました。「私、たくましいなぁ…。」

最後のチョコレートも少しずつ分けて食べ、リンゴもなくなり、ジュースもなくなりました。見晴らしの良い場所で休憩しているとウキウキしてきて、荒い呼吸でみんなで踊ったり笑ったりしながら進んでゆきました。

毎日すくすく育っているラビンドラ(41歳男性)のお腹を見ながらムーミンを思い出し、「ムーミンって知ってる?」と聞くと、「知ってるよ。太った男だろ。」…太った男…。大きく括ると まちがってはいない。ムーミンは痩せていないし女の子でもない。でも、なんか腑に落ちない。などと思いながらこつこつ登り続けました。

ララ湖を背に登ってゆきます。
こんなに標高が高いところに可愛らしいお花がいっぱい。
1本の木がオブジェみたいに 2本に分かれています。
ララ湖が見えてきた!
友だちになった木の枝といっしょにみとれています。
空のかけらが地球に落っこちたみたい。地球と空は仲良しなんだと感じます。
なんか、サウンドオブミュージックみたい♪
てっぺんからいろいろな山が見えます。
雲が近くに感じます。
きれいな花が咲き乱れていました。
きもちいい♪
のんびり
不思議な多肉植物

のんびりしたり散策したり、それぞれ じゅうぶん楽しんだ後、ロッジに戻ることにしました。途中に桃の木がたくさんあったので、まだ少し青い桃をちぎりながら帰りました。リンゴもチョコレートも全部なくなったので明日歩くときに食べるためです。

3時間くらい楽しく歩いてロッジに帰り着きました。熱い紅茶を飲んで、さぁ夕飯まで少し部屋で休憩しようとなったとき、ラビンドラが鍵を無くしていることに気がつきました。私はひとり別の部屋なのですが、男性 3人は同じ部屋。

「ロッジにスペアキーがあるんじゃないの?」ということで、ロッジの人に事情を説明。すると、100個くらい鍵のついたホルダーをジャラジャラと持ってきてくれました。部屋は 3つしかないのに一体どこの鍵なんだろう…。

ラビンドラがひとつずつ鍵を合わせてゆきます。途中でくたびれ、チャンドラに交代して薄暗い中、鍵を合わせてゆきます。が、こんなに鍵があるのにひとつも合わず!一体この鍵なんの鍵なんだ…。そこで今度はシャムがヘアピンで鍵を開けようと試みます。「前に家の鍵をなくしたときにこれで開いたんだ。」って、ルパンか…。どういう鍵かと言いますと、シンプルな南京錠なのです。

どうやっても鍵は開かず、仕方がないので南京錠が掛かっているドアの取手を壊すことになりました。どうもドライバーがないようで、ロッジの人の手には斧…。ドアが壊れるよ…。

そんな中、チャンドラが持ってきていた小さなラジカセ(?)で音楽をかけ始めたので、薄暗い中、庭に面したバルコニーで私はひとりで踊っていました。するとスタッフの人たちが集まってきて下からじっと見ているのです。なんとなく止めれなくなり、ひたすら踊り続けました。ちょうど美しい丸い月が出て湖面を金色に照らしています。その光景があまりに幻想的でうっとりしながら。

鍵を無くしたことに気がついてから、もう数時間経っていました。その間、誰もイライラせず、和気あいあいと鍵を開けることにがんばっていました。斧を片手に持ったおじさんも にこにこしながら私の踊りにちょっと加わったりしながら。

そしてついに!鍵が開いた(壊した)のです!みんなで拍手♪ 今夜は鍵なしで寝るんだな…。

その日の夕食のとき、ラビンドラが「今日は大きなミスをしちゃったよ…。」とうつむき加減で言いました。それを聞いた みんなは「え、何が?」という返事。今までも誰かがミスをしたようなとき、その誰かを責めたり怒ったりしているところは見たことがありません。雰囲気が気まずく暗くなることもないし、ずっとそのことを話したり反省会のようなものもありません。

私は なんだか ほっとして、とても安心したきもちになりました。そして今日もラビンドラの食べっぷりに見とれながらキュウリをかじったのでした♪

予定よりスムーズに飛行機の移動ができたため、カトマンズに戻る日までに少し余裕ができました。なので明日はララ湖から歩いてタルチャ空港まで戻り、飛行機が飛ぶのならその後ネパールガンジへ行きバルディア国立公園のジャングルに行こうということになりました。

ジャングル…大好きだ。

つづく。

*2017年、2018年ネパール滞在記は
 こちらから。

*ネパール番外編
「マナスルで出会った美しい魂たちの話」
「お台場はじめて物語」

noteで、ほのぼのとした日常を綴る日記を書きはじめました。
こちらからどうぞ

スピリチュアルファンタジー
「湖畔の村のメチャくん2 もしもしの森」は こちらからどうぞ


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