こんにちは、さかいみる です。
みなさまお元気ですか?
私たちは元気です♪
1ヶ月に1度くらいしか車に乗らなくなったら、先日、車にコケが生えていました☆ なんだか苔むしたカメみたい♪
そんな雨の合間をぬって いそいそとお散歩に出かけています。
もりもりした木々を見るたびに、地球からこんな風に ニョキニョキ 生えていて面白いなぁ、面白いなぁ、と面白くてたまりません。そして最初は本当に小さな小さな種だったなんて。奇跡だなぁ。
そんな中、いつものように うっとり しながら てくてく歩いていると、
「お〜いお〜い」と、呼ぶ声が。
キョロキョロしていると白い軽トラの窓から太陽なような笑顔の かつのり さんが手を振っていました。
*かつのり さんの記事はこちら。
とことこ走ってゆくと、
「ナスをあげよう。」
と、ピチピチの立派な濃い紫色のナスを両手に持たせてくれました。
ちぎりたての つやつやした新鮮なナスたち。
そして、
「また会ったらあげるけんね。」
と言って、軽トラで軽やかに去ってゆきました。
両手でナスを握ったまま大きく手を振り、両手にナスを握ったままお散歩を続けました☆
と、その数日後、以前のブログにも書きました、美しいキツネと出会った そよそよの森(私が勝手に呼んでいる)の そばを流れる、浅い浅い小さな川のような用水路の脇を通り過ぎようとしたとき、川からガバッと骨張った手、手が出てきて岸をつかんだのです!
ものすごくびっくりして、
「か、かっぱ…??」
と思い、じっと見ていると、なんと かつのり さんが川から這いあがってきたのです。
小さな体を空色のつなぎで包んで、あの笑顔で、麦わら帽子をかぶって。
「びっくりした〜。」と笑うと、
「えへへ。」と笑って ひょい と軽やかに岸にあがりました。
すごい90歳(もうすぐ(推定))だ…。
10年くらい前に倒れて大きな手術をしているのに、こつこつと元気を育て続けているんだなぁ、と胸がじわっとあたたかくなりました。
そんな いろんなことがある日々のお散歩の中、しゃがんで小さな芽をじっと見ていました。
芽が出るとき、最初の芽はとても柔らかで小さくて細いのに、土を力強く押しあげて顔を出すことを想いました。時にはアスファルトや石壁の隙間から。どうやってあんなに柔らかい頭で土を分けて出てくるのかな。と。
あぁ、そうだ。やわらかさ は 強さなんだな。と 改めて しみじみ思いました。
空はずっとつながっていて、大地はいつも何かを受けとめていて、風はちきゅうを旅してる。
私たちは いつもどこにいても同じ「いま」を旅しているんだなぁ。と感じた雨あがりでした♪
では、みなさま良い一日を。
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