8月28日にダディンに行く予定が、また大雨で途中でがけ崩れが起き、土を片付けているということで29日に行くことに。雨季なのです。
バクタプルのゲストハウスからダディンまでは車で2〜3時間くらいです。距離は40kmくらいなのですが、道がボコボコなのと渋滞で大体これくらいかかります。
そんな朝5時に(私にとってはまだ夜)チャンドラから電話が。あれほど「早起きは苦手だ。」と口をすっぱくして言っているのに…と思いながら電話に出ると、元気いっぱいの声で「みる、今から迎えに行くからダディンに行く前に小さなお祭りに行こうよ。」言い終わらないうちに、「ムリ。」と言って楽しい2度寝をしたのでした♪
そして、ダディンへGO☆
だいぶん慣れたけれど、途中ですれ違う車にきゃぁきゃぁ言いながら(フロントガラスがなかったり、ドアがなかったり、車の屋根に人がたくさん乗ってたり、はみ出してたり…)結局、土がまだ道路に残っていたりで6時間かかってダディンに到着しました。(行き過ぎたりしたしね☆)
車が通れる道までクリシュナさんが迎えに来てくれていました。










ジャジャン!
絵本deえがおネパールオフィスです!









初めてネパールに来たとき、実はダディンのオフィスからすぐ近くの学校を訪問したのです。そしてその時に出会った稲刈り中の方達と撮ったのが上の写真。この時は約3年間に5回も渡航するとは思わなかったし、まさかこのすぐ近くに「絵本deえがおネパールオフィス」が出来るなんて夢にも思っていませんでした。人生って不思議ですね。
そして、今晩はクリシュナさんのお家に泊まる予定だったのですが、停電とあまりの蒸し暑さを心配してくれて、ダディンにある(近くの)ホテル(エアコン付き)にみんなで泊まることにしました。カトマンズ盆地は標高が高いので夏でもエアコンいらずなのですが、ダディンの夏はとても蒸し暑いのです。
「ホテルなんてあったっけ…。」と思いながらクリシュナさん、ウルちゃん、アビラルくんと一緒に車に乗り込んだのでした。
そして走ること約1時間…とっぷり日も暮れてホテルに到着。
部屋に通されると…なんでしょうか…この匂いは…。カビ?う〜ん、30年間くらい開けていない押入れ?と、よく見ると、ベッドの上の壁にエアコンの、本来室外機につながっているはずのホ、ホースが、なぜかぶらり〜んと頼りなくエアコンからぶら下がっていて、そのホースから壁をつたってじゃぁじゃぁと水が流れているのです。壁滝状態☆ なので床もベッド半分(エアコン側)もびしゃびしゃなのです。
使い方完全にまちがってる…。と、呆然としていると私の表情を察知したスタッフの人が慌てて何やら持ってきました。
彼が手にしている大きなスプレー缶のようなものを見ると、大きなイチゴの絵。そして大きく「イチゴの香り」と書いています。「これをスプレーするから大丈夫☆ニコッ(気が利くオレ)」( )部分は顔に書いてた☆ もちろん全力で断りました。
今まで衝撃的なホテルに何度も泊まったけれど、ここは最強かもしれない…。多分建ってから一度も掃除をしたことがないのだろう。部屋も布団も枕も洗面所もトイレも…。この枕に頭を埋めれるかな…。このお布団は絶対使わないぞ…。と、固く決心したのですが、そんな決心もつかの間、その洗面所で歯を磨いて、その枕に頭を埋め、そのお布団を使い、壁滝の音を聞きながら眠ったのでした☆
明日はダディンの学校訪問だ!楽しみだな♪
翌朝もっと衝撃を受けることがあるとはこの時はまだ気づいていませんでした…。(大げさ☆)


*絵本を渡した子供たちの写真の一部はこちらからどうぞ♪
*2018年からのネパール滞在記全20話はこちらから♪
*2017年までのネパール滞在記はこちらから♪