ごくうはどこ?

こんにちは、さかいみる です。
みなさまお変わりありませんか?
私たちは元気です♪

福岡では 日に日に春の訪れを感じています。

それは、お彼岸の少し前の ある晴れた日の午後でした。
いつものように、機嫌よく霊園をお散歩していました。もうすぐ てっぺんだなと思っていると、一人の女性が何か言いながら走り寄ってきました。

「@+%☆¥*&#$?」

「え?」

「ごくうはどこですか?」

(え。悟空ならさっき筋斗雲に乗って空を飛んでいましたけど…。)
と、心の中で言ってから、

「悟空ですか?」と聞いてみると、

「いえ、悟空じゃなくて、ごくう、ごくぅ、ごく、五く、五区…。」

「あぁ、5区(お墓の区画)のことですか!」

一緒に案内板を見に行ったけれど、区画は書いていませんでした。その女性は「もう少し探してみます。」と言って坂を下ってゆきました。

私は ほぼ毎日霊園をお散歩していますが、区画のことを気にしたことがありませんでした。そこで、てっぺんまで登ってそこから見渡してみると、道に沿って ちゃんと区画の看板が出ていたのです。そして、5区を見つけたので急いで坂を下り、その女性を追いかけました。

女性が植え込みから スッと脇に入ったので、見失わないように「5区ありましたよ〜!!」と叫びながら墓石の間を すばしこく小走りで移動して、キョロキョロしている女性の前へ サッと飛び出すと、

「あ〜〜〜びっくりした〜〜〜!!」

と、心底びっくりしている様子でした。

「てっぺんから探したら、ちょうどこの坂を下りて最初のカーブのあたりの左側に5区の看板がありましたよ。ずっと左上を見ながら下ってみてください。」

と説明すると、その女性はうれしそうに坂を下ってゆきました。

そして、今後のためにも(何のため☆)お墓の区画も頭に入れておいたほうがいいかもしれない。と ぶつぶつ つぶきながら、なんでも ちょっと俯瞰して見てみるのは いいことだな。と、感じました。私もその女性もその看板の横を通って坂を登ってきているのです。でも全く気がついていなかったのです。

その中に没入してしまわず 時々でも ちょっと距離を持ってみてみる。視野を広げてみてみる。落ち着いてみてみる。近すぎると すぐ頭の上にあっても気づかないもんなんだなぁと感じました。

そして、お彼岸。

霊園の入り口まで来ると、いつもは いないガードマンの方たちがいました。そして、車の列。普段は ほとんど人のいない霊園に たくさんの人がいるのです。

「え。お祭り?」と思いながら てくてく 坂を登ってゆきました。

そうか、今日は お彼岸で ぽかぽかで、みんな お花を持ってお墓参りに来てるんだなぁと、ほのぼのした気持ちになりました。いつもよりちょっと多めに故人のことを思い出して、それぞれの いろんな想いを胸に抱いて帰って、またそれぞれの毎日が始まるんだ。と、 しみじみ思いました。

そして、”5区はどこですか?” とか聞かれるかな。と、ドキドキしながら歩きましたが誰にも何も聞かれることはなく、いつもどおり、桜と藤と山桃と小さなすみれにあいさつしながら春のお散歩を楽しんだのでした♪

ではみなさま、のどかな日々になりますように。

*心についてはこちらから。
*投影劇場シリーズはこちらから。
*2018年ネパール滞在記全20話はこちらから。
*2017年ネパール滞在記全24話はサイト移行中につきもう少々お待ちください。

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