こんにちは、さかいみる です。
夜キッチンでお鍋をゴシゴシ洗いながら足元では猫がじゃれているということに幸せをかみしめる毎日です♪
今週に入って、今年の絵本deえがおVol.09の 新作メチャくん絵本のページ割りを始めました。絵コンテみたいなものです。12月に印刷完成予定のために大体7月くらいから、あたためていた物語をゆっくりと形にしてゆきます。
今回の物語は湖畔の村の「心湖(こころこ)」ハート形をした湖が舞台です。
少しだけネパールの標高3,000mにある湖で体験したことも描きこもうと思っています。
さてさて今日は、「投影劇場Vol.05 心深 3+1 構造」でも書きました「お水」の話のつづきを少し書いてみたいと思います。
”・・・(略)なんだかいつも同じ味わいたくないパターンを繰り返していてちょっと苦しい…。という場合は、ていねいにそして全力で正直に潜ってゆくことで、自分でほどくことができると感じます。
どんなケースでも誰もだれかの代わりに潜ってあげることはできないのです。喉が渇いている人の代わりに水を飲んであげてもその人の喉の渇きは癒されないということなのだと思うのです。
それでも、「ここにきれいなお水があるよ」と、わかちあうことができますし、「あっちに泉があったよ。」「湧き水があるよ。」という風に伝えあうこともできると思うのです(略)・・・”
のつづきを少し書いてみますと…
実は、お水は固く蓋をした水筒に入ってあなたのリュックの中にあったのです。リュックの中に入っていることを忘れてしまっていただけなのです。リュックに入っていることに気づいて、固く閉じた蓋を開けて、そのお水を飲むことができるのです。
つまり、本当は私たちの中に清らかな泉はいつもあって、私たちに見つけてもらうのを待っているだけなのだと思うのです。どこにも探しに行かなくてよかったのです。
でも思いだすまでにお水をわかちあうことができたということは、優しく貴重なことだと感じます。
ひとまず、ひりひりするような喉の渇きを癒して落ち着くと、リュックに入っていた水筒に気づくことができるかもしれません。そして、元気も出てゆっくりと力強く固くしまった蓋を開けることができると思います。
そして、今度はそのお水を喉が渇いている誰かと分かち合うこともできますし、元気が出た誰かに「あなたのリュックの中を探してみて」と伝えることもできるのだと思うのです。
そして素敵なのは実は全部のお水は同じ泉から汲まれたものだということです。
リュックに いきいきとしたお水 を詰めた水筒を入れて、ゆっくり旅を楽しみましょう♪
*投影劇場シリーズはこちらから。
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*2018年ネパール滞在記全20話はこちらから。
*2017年ネパール滞在記全24話はこちらから。
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