心にきれいな花が咲いたよ

こんにちは、さかいみる です。
5月26日に開催しました「さかいみる のネパール滞在記 茶話会」無事終了しました!みなさま本当にありがとうございました!とても楽しい時間を過ごすことができました。

当日までは、もうドキドキとワクワクが一緒になってずっと「全力準備中☆」でしたので、ブログも久しぶりに書いています。1500枚くらいある写真を200枚くらいに選ぶのに一番時間がかかったように思います。

お話会は観光ガイド的な話というよりも、私が実際に体験してびっくりしたこと、感動したことを中心に話しました。もちろん、野良牛くんの多さにもびっくりしたのですが、はっとするほど最初の頃にびっくりしたこと。

それは、2015年12月からネパールの仲間とメチャくん絵本のネパール語版を作ろうということになり、完成にむけてみんなで試行錯誤しながら進んでいたときのことです。

「現地で翻訳して、こちらでネパール語の文章をレイアウトして、約1Gある絵本のデータを送り、現地で印刷する。」みんなが初めてのことで翻訳から印刷完成まで半年かかりました。
毎日神さまに「は…はやく私を安心させてください…」と祈っていました☆
詳しくはイラストエッセイ「はじめてのメチャくん絵本ネパール語版ができるまで」からどうぞ♪

そんな中、現地でとても力を尽くしてくれる友人にある日
「ありがとう。」と言ったのです。すると、
「どうしてありがとうって言うの…。悲しいよ。」
という返事が返ってきました。
(えっ、私、英語まちがえたかな?)と、なんだかドキドキするほどびっくりしていると、
「友達なんだから助けあうのあたりまえでしょ、水くさい…よそよそしいみる。」
と、いうことだったのです。

オタオタしながら、「日本ではね、家族でもありがとうって言うんだよ。」と、一生懸命に説明しても、毎回「ありがとう。」と言うたびに、「あ…今、ありがとうって言った…。」と、なるので、そして毎回オタオタするので、それからは「ありがとう」を伝えたいとき、

「とってもうれしい。」
「すごく幸せ。」とか、
「心にきれいなお花が咲いたよ。」
「心の空が澄みきった青空になったよ。」とか、
感じたままを伝えるようにしました。

すると、とっても喜んでくれるようになったのです。そして、「僕もうれしい。」という返事をもらえるようになりました。
「ありがとう」の一言に込められたいろんなおもいを、ひなたに出してあげるような感じです。

オートバイで送ってもらったり、お土産をもらったりした時などに「ありがとう」と言うのには「どういたしまして。」という感じなのですが、「協力して物事を進めてゆく時」のように、いっしょに何かをするときに特にそうなのです。

ネパールの人たちの多くがそうなのか、それとも友人たちだけがそうなのかわかりませんが、日本でも、どこにいても、「ありがとう」を伝えるとき、「ありがとう」にプラスしてその時その場の心の風景もいっしょに伝えるのも楽しいですし、自分の心の風景が移り変わってゆくのを眺められるのも新鮮な喜びを感じます。

そして、自分の心の風景が相手の心の風景と混ざりあいながら同じようなひとつの風景をつくるのだということも知りました。

ではみなさま輝く残りの5月を♪

*ニュースです*
絵本deえがおの活動が、遠賀信用金庫さんを通じて、「第22回 全国信用金庫協会 社会貢献賞 Face to Face」を受賞しました!

みなさまと一緒にいただいた賞だとしか思えません。ありがとうございます!心に鮮やかな虹がかかりました♪ これからもこつこつ絵本をつくり、活動を続けてゆきますのでどうぞよろしくお願いします。

遠賀信用金庫さん主催の「さわやかコンサート」で発表してくれました。


*2018年ネパール滞在記全20話はこちらから。
*2017年ネパール滞在記全24話はこちらから。
*投影劇場シリーズはこちらから。
*心についてはこちらから。

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